解体工事の道具(番線カッター)について
解体工事とは、建物や構造物を分解して撤去する工事のことです。解体工事にはさまざまな道具が必要ですが、その中でも番線カッターは重要な役割を果たします。番線カッターとは、どのような道具なのでしょうか?その種類やメリット、使い方などを解説します。
番線カッターとは
番線カッターとは、針金や番線、ワイヤーなどを切断するための工具です。番線とは、建築現場で足場や資材を固定するために使われる太い鉄線のことです。番線カッターは、ペンチやニッパーに似た形をしていますが、刃が強力で太い番線も切ることができます。また、先端が曲がっているものやバネ付きのものなど、さまざまな種類があります。
番線カッターの種類
番線カッターには、主に以下の3種類があります。
●ストレートタイプ:先端がまっすぐなもので、一般的によく使われるタイプです。刃先の長さは約12mmです。
●ベントタイプ:先端が曲がっているもので、足場板の端部などで切断するときに便利なタイプです。刃先の長さは約8mmです。
●クリッパータイプ:ピアノ線などの硬い素材も切断できる強力なタイプです。刃先の長さは約15mmです。
また、番線カッターには以下のような機能が付いているものもあります。
●ストッパー:ハンドルが開きすぎないように固定する機能です。
●バネ:ハンドルを開く力を補助する機能です。
●ストッパー調整ボルト:刃先のすきまを調整する機能です。
番線カッターのメリット
番線カッターには以下のようなメリットがあります。
●切断力が高い:太い番線や硬い素材も切断できるため、作業効率が上がります。
●切断面がきれい:刃が鋭利で正確に切断できるため、切断面が滑らかになります。
●騒音や粉塵が少ない:電動工具やガスバーナーなどと比べて騒音や粉塵が少なく、周囲への影響が小さく済みます。
●持ち運びやすい:軽量でコンパクトなものも多く、現場で移動するときに便利です。
番線カッターの使い方
番線カッターの使い方は以下の通りです。
●切断する番線や素材を選ぶ:番線カッターには切断できる素材や太さの範囲があります。番線カッターの刃先に記載されているものや、取扱説明書を参照してください。切断できない素材や太さのものを切ろうとすると、刃こぼれや故障の原因になります。
●切断する位置を決める:切断する位置を目安にして、番線カッターの刃先を合わせます。刃先の一番奥まで素材を入れると、切断力が最大になります。
●ハンドルを握る:片手または両手でハンドルをしっかりと握ります。力を入れすぎると手が滑ったり、疲れたりするので注意してください。
●ハンドルを閉じる:ハンドルをゆっくりと閉じていきます。刃先が素材に食い込んでいくのが分かります。素材が切断されるまでハンドルを閉じ続けます。
●ハンドルを開く:素材が切断されたら、ハンドルを開きます。バネ付きの番線カッターの場合は、バネの力で自動的に開きます。ストッパー付きの番線カッターの場合は、ストッパーを外してから開きます。
まとめ
番線カッターは、解体工事において重要な道具です。番線やワイヤーなどを切断することができます。種類や機能によって使い分けることができます。切断力が高く、騒音や粉塵が少ないのがメリットです。使い方は簡単ですが、注意点もあります。解体工事に携わる方は、ぜひ番線カッターを活用してください。
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